2011年11月13日日曜日

給湯器の取り換え工事

弊社で行っているキャンペーンから
(木更津給湯器サービス)
メールで問い合わせをいただきました。
ありがとうございます。

給湯器の交換についてのお問い合わせです。

給湯器の交換に関する要点をまとめてお返事しました。

以下、ご連絡頂いたメールとお返事です。



東船橋 在住ですが、給湯器の見積り対応は可能でしょうか。
現在、 問題なく使用できるのですが、湯張りがでず、また足し湯ができないため、
蛇口か ら湯張りをしています。 新しい給湯器に買い替えを検討しています。
現在と同様の仕様で、メーカー問わず安価なものを探してます。
現在給湯器の品番は、リンナイRUF-V2000SAW-120型で す。
イン ターネットに掲載されていたノーリツのオート20(81,910)は問題 なく使えるものでしょうか。

よろし くお願いします。

273-○○○東船橋○○○
○○ ○雄(○○)
TELL047-○○-○○
FAX047-421-○○
○○○@○○.com

○○様

お問い合わせありがとうございます。

木更津市で、給湯リフォームをしている
△△と申します。

遅くなり申し訳ございません。

せっかくのお問い合わせですので、地域外ですがまた緊急を要しないようですので、ご対応させて頂きます。

追いだきができると、時間帯が異なる方の入浴に際して、省エネになりますし

お湯はり機能は、温度と湯量を一度設定すれば、あとはボタンを押すだけで

他の事が出来ますので便利だと思います。


以下、ご質問に対するご案内です

給湯器の機能はオートタイプのノーリツ20号で、給湯・お湯はり・追いだき機能付きです。

もちろん新品ですし、問題なくご利用になれます。

工事費及び、リモコン、5年保証につきましては別途費用がかかります。

ただ、二つほど気になる点があります。

現在、湯はりができないとの事ですが、バスタブ(浴槽)に循環金具が付いていらっしゃいますか?
文面からしますと、蛇口から給湯していらっしゃるとのことですので、
追いだき機能及びお湯はり足し湯機能を使うには、新たに
バスタブに穴をあけ、循環金具と給湯器との配管工事が必要になると思われます。

これは、お住まいの状況、浴槽と配管スペースの状況が解れば
お見積りは可能です。

工事は基本的に、バスタブを外し、穴をあけ、循環金具を取り付け、壁を通して給湯器と配管します。

そのため、お住まいの状況 戸建住宅であるか、マンション等の集合住宅(この場合は、配管スペースの関係で難しいと思われます)

お風呂はユニットバスですか、それともタイル等を貼った従来からのタイプですか?

ユニットバスでしたら、穴あけ及び金具付けは比較的簡単です。
従来からのタイプですと、壁ごと穴をあける必要があります。

また、キャンペーンの給湯器は本体の みの価格になりますので、現行のリンナイのリモコン
ですと流用できませんので、新規にノーリツのリモコンが必要となります。(別途¥21735)


以上の事から、

今のお住まいの浴室の状況 
戸建住宅?マンション等集合住宅?
現行給湯器の設置位置周辺及び給湯器の写真
ガスの種類(都市ガス?場合LPガス?)
バスタブの写真、浴室の写真
現在のリモコンの位置の写真及びリモコンの写真

をメールで送っていただければ、概算のお見積りは可能です。

2011年8月31日水曜日

床下点検を通して問題点に迫る方法の一考察

ご無沙汰です。

木更津リフォーム研究所の親父です。



先日、「床がブカブカしてるので、見てください」とお電話をいただきました。


袖ヶ浦市長浦のM様です。


以前,台所のリフォームしたWさんからの紹介でした。


さっそくお伺いして、点検しました。

ここで、業者が行う(私どもだけかもしれませんが・・)補修工事における補修部分の特定(問題点の究明)についてお話させていただきます。



以下、実際に行った事です。


症状 ・・床が部分的にブカブカしている。床が抜けそうなので心配。・・とのことです。

点検方法・・




1 まずは、表面上点検をしました。経年劣化の可能性が高いと思われます。

2 
床下収納庫から潜って点検


念のために、水回りからの漏水をチェックします。今回はLDKの床のため、流し台からの漏水の可能性もあると考えました。


ちなみに、床下がじめじめしているようだと、表面の補修だけしても化粧し直しただけで、長持ちしません。


すぐ次の補修が発生したりして、費用がかさむことになります。

本当の問題に迫らないと、その場しのぎにしかならないのです。



床下に潜る事でわかる事


床材の下の根太という材料が、水分でふやけていないか、腐っていないかも合わせて確認します。
不都合のある表面から順番に見えないところ(室内側から)を点検して状態を把握していくと、真の問題点に迫れます。


また、下の部分から積み上げる方法ですと・・


床下の土の状態、つか基礎・束・土台・大引き・根太そして、下からの床材の状態を順番に調べていく事で総合的に判断できます。
これらについて項目ごとにまとめて、表にしておきます。


また同時に写真をとっておくと、あとで確認できます。


状態を把握しておけば、DIYで自ら工事する場合や、業者に依頼する時、打ち合わせや、工事の優先順位、見積金額を決定する場合に非常に役立ちます。


うちでは、点検報告書を作りそこには所見を入れておいて見るだけでわかるようにしてあります。






予算に合わせて工事内容を決定する時でもこの診断書は役に立ちます。


予算がないときは、必要最低限の補修工事を選べるからです。


部分名、材料名はググってくださいね。


著しい損傷は、危ない事もありますので自分で潜らないで、専門家に依頼するという選択もあります。


けがをして、お仕事できないなんて・・・笑い話にもなりませんからね(~o~)。

2011年7月13日水曜日

キッチンの選び方

キッチンの種類

昔は、お勝手とか、竈〈かまど〉とか呼ばれていた処ですが、現在では、ライフスタイルに合わせて種々な器具が置かれ、単に調理をするだけではなくなりました。

空間的にも、調理空間から楽しく食事をするためのコミニュケーションの場としての位置づけが大きいくなってきました。

流し台の配置と、その他の部屋とのかかわりで
  • オープン型
  • セミオープン型
  • 独立型
に分けられます。

オープン型キッチンとは

キッチン・ダイニングスペース・リビング空間を一体とした空間で、大きな空間を持っているため、そのデザインの統一に心がけないと、せっかくのリビングを台無しにしてしまいます。

秘訣としては、インテリア〈内装仕上げ材の質感や色合い〉に統一感を出すことです。

例えば、カントリー調が好きな方は、リビングから、ファニングスペース、キッチンスペースまでウッド調で揃えてみる。などです。

重厚感を好むのであれば、壁材と床材、また天井材も重厚な印象をあたえる材料で統一することもおこのみでいいでしょう。

仕上げ材は、無垢の木材から、木目調のクロス材までありますので、ご予算に合わせて選べます。
ただし、不燃材等にしなければいけないなどの法令がありますので、従ってください。

もう一つ注意が必要なのが、オープンなスペースであるがゆえに、片付け・収納に気をつけましょう

お客様からよく見えるので収納スペースを確保しておくことが大切です。


セミオープン型キッチン

経験上多くのお客様に支持を得て来ました。一番人気です。

カウンターや下がり壁で食卓から調理の作業が見えないように区切ってあるため、作業している手元や流し台のシンクの中までは見えません。

 対面式キッチンとか、カウンター式キッチンとも呼ばれます。
 キッチン側のしもととか、サイドに収納すれば、特別収納スペースを多くしなくても、目隠しになります。

独立型キッチン

キッチンとしての機能重視の部屋を独立して設け、作業性を重視したタイプです。
中を見れないので、調理に専念できるメリットがありますが、小さなお子さんがいるお宅は、お子さんの様子がわからないのでかえって、集中して調理できないかもしれませんね。

2011年6月24日金曜日

浦安市液状化

いとこの家が浦安にあります。
地盤沈下の被害に合って、伯母さんに聞かれたので、液状化について調べてみました。

浦安市で液状化が大規模に発生した事は、皆さんご存じだと思います。

液状化 して問題になるのは、住宅の不同沈下による建物のの傾き。

インフラの断絶の2点が大きな問題だと思います。

  • 不同沈下により、住宅が傾き、それにより、平衡感覚がマヒする事、中には車を運転していて、片方に寄って行ってしまうという人もいたり、家の中にいると気持ちが悪くなる人も出てきます。
  • 液状化したため、電柱が傾きさらには断線したため、電気の供給がうけられなくなる事。
  • さらには、道路内に埋設してある、配水管と給水管に断絶が起きたり、排水管と下水が切断されてしまうなど、生活インフラが大きく損なわれてしまいました。
徐々に、インフラは整備されてきましたが、自治体からの被災証明が大きな課題として残っています。


国土交通省(5月30日現在)によると、被災住宅補修・再建の相談窓口に約8000余件の相談が有った模様です。(全国)

震災被害の傾向
  • 内装の損傷・・3100件
  • 外壁材の亀裂など・・2600件
     
  • 構造材の損傷・・2150件
  • 建具・サッシの損傷・・・1900件
  • ボード・合板の損傷・・1700件 
  • 建物の傾き・・1480件


以下、屋根材・防水材・給排水・電気ガス床下の汚れ・トイレの損傷、その他と続きます。


住宅の傾きが約19%のあったのは、地盤の液状化によるところが大きいと思われます。

住宅の傾きを改修するには、特殊ウレタン樹脂を注入する工法、グラウト注入工法などが考えれれますが、それぞれ450万~600万と大きな金額がかかります。

また、鋼管杭圧入工法だとさらに高価となり、500万~1000万くらいにはなるという事でした。

住宅の傾きを改修するにはどちらの工法を採用すべきか

新築住宅の場合 SS試験(スウェーデンサウンディング)とかの地耐力試験を行い、基礎の方式を決定します。
しかし今回の震災後、SS試験を再度行った結果は、液状化の怖さを明らかにしました。

以前は1メートル位下に支持層があったのですが、今回の試験の結果、それまで十分とされていたベタ基礎では不十分で地盤改良の必要性が明らかになったのです。

再び液状化したときには、不同沈下を免れないということです。

一般に、軟弱地盤に住宅の建築をするときは、地盤改良、鋼管杭、がありますが、その地盤改良のうちで、柱状改良は、今回の液状化で約1割が不同沈下を起こしています。(当社調べ)

どうしてかというと、柱状改良は、コンクリートと砂を柱状に混ぜて改良するもので比較的浅い改良を行い、摩擦抵抗で支持しようとするものだからです。

 鋼管杭工法は支持層迄杭を打たねばならず、すでに傾いた住宅を支持する層まで施工することは、すでにある住宅が邪魔になってできないと思われます。

このようなわけで、私個人とすると、費用的な観点や上記理由をして、特殊ウレタン樹脂を注入する工法、グラウト注入工法をお勧めしました。

2011年6月20日月曜日

住宅の構造とリフォーム

よく聞かれることに
どんな家でも好きなように間取りは替えられるのですか?
というのがあります。

その時お答えするのは
住宅の構造によって様々です

  • 最も一般的な木造住宅(在来工法)
柱と梁を基本構造としています。

こちらが一番自由度が高いと思います。

法的な規制を守れば、自由なプランができます。

注意する点は、一部屋を大きくするとか大きな開口部(窓、入口など)を設ける場合
補強などが必要になりますので気をつけてください

  • 2×4住宅(2×4工法 輸入住宅やハウスメーカー)
壁と床(剛床構造になっており、プラットホーム工法とも呼ばれます)
壁が縦加重を支えるため、どうしても取れない壁があります。

そのため間取りの変更などに制約を受けやすくなります。

窓やドアなどの開口部は広げる事ができません。(広げようとすると、木造在来工法より大がかりな工事になります)

これは、開口部を横方向に広げる際も、縦方向に広げる際も同じです。


  • 木質系プレハブ工法(ハウスメーカー住宅の一部)
ハウスメーカーにより材質は様々ですが、一般に壁をパネル化して有るため、部屋を大きくしたり開口部を大きくする際には大変です。

  • 軽量鉄骨造(大手ハウスメーカーなど)
壁面にブレス(木造住宅の筋交いのように斜めもしくはタスキ掛け)が入っていて、回転力や水平加重に耐えています、そのため取り除けない場合があります。

部屋を大きくする際は、壁を残したまますると思っておいたほうがいいと思います。

  • 重量鉄骨造(柱・ハリの剛構造)
基本的に柱と梁がピン構造で接合されているため、筋交いなどの必要はありません。

体育館など大きな空間を創るには最適な構造です。
壁も、強度を出すためというより、風水を遮るためのものと考えられ、開口部を大きくすることは比較的容易です。
但し、柱、梁を動かすことは考えないほうがいいです。

  • 鉄筋コンクリート造
ほぼ重量鉄骨と同じですが、外壁は多くの場合、壁と一体にコンクリートを打設してあるので壁強度が高い事が多い。
なお現在では、壁強度を増して、柱の径を小さくすることが、居住性を上げるとして一般化しつつあります。

注意

コンクリート系プレハブ(一部メーカー)
こちらは、間取り、開口部を変える事は大変です。


内装を一部変更するだけでも大変でした。

2011年5月25日水曜日

住みながらリフォーム

大がかりなリフォームの場合でも・・

部屋ごとに分けてリフォームしたり、


1階と2階に分けて工事をしたりすることができます。



しかし、水回りなどの工事では、数日間キッチンやお風呂が使えない事もあります、



一戸建てリフォームの場合

生活に不便が出る事が考えられるため、仮設のトイレ、洗面やお風呂と、それに伴う給湯機などを置く場所を確保できるかがカギになります。

仮設工事費の金額も上がりますので考慮が必要となります。


工事にかかる大まかな日数

工事にかかる日数は、リフォームの内容や、建物の状況によって異なりますので
正確には言えません。


しかし、ある程度の大まかな目安がないと、考えるときに困りますので
参考にしてください。

(マンションの場合)
内装リフォーム

クロスの張替リフォーム
部屋数によりますが、ひと部屋1~2日

内壁増設リフォーム
2~3日


システムキッチン交換リフォーム

2~3日

ユニットバスリフォーム
4日


内装工事と水回りの設備の交換などの全面リフォーム
約1カ月

間取り変更を含む全面改装リフォーム
約2カ月

一戸建ての場合

クロスの張替リフォーム
部屋数によりますが、ひと部屋1~2日


内壁増設リフォーム
2~3日


システムキッチン交換リフォーム
2~3日


骨組みだけを残して全面改装をする場合は、新築する場合よりやや短いくらいの工期がかかります。

工事内容が複雑で、職種(工事の種類)が多いとさらに工期が長くかかります。

また、着工前に予見できない問題が見つかると、ご相談期間を含めて日数が増えていきます。

2011年5月23日月曜日

同じ工事でも35%値段が違う

木更津のリフォームで、同じ工事でも35%値段が違う事がありました。

浄化槽リフォーム工事のブロアポンプ交換工事での事です。

依頼されて、お伺いして交換工事が終わり、
おかねの集金の時です。

「これまでは、電気屋さんにお願いしていたんだけど、前の領収書を見たら、5万円以上だったの」

「今回は安くて助かったわ・・」

怪訝な顔をしていると

「Oさんとここれで大丈夫?」
 と聞かれました。

「35%以上安いのよ?」

「定価が税抜き37000円くらいで工賃入れるとそのくらい頂く業者さんもいるんでしょうね?」
と答えましたが、

「今回、ホンの20分で終わりましたし、うちはそれでけっこうです。」

というと、「いつもたすかるわ・・」と茶菓子をいただきました。

・・・こちらこそ恐縮です

値段  請求する金額についてですが

商品価格それには、仕入価格と標準価格があります。

加えて、施工費、これは施工工事内容/標準施工時間×標準人件費価

さらに、会社経費+利益

となります。

通常、仕入価格+上記施工費+経費+利益

がリフォームの値段ということになります。

うちの場合、35%OFFが妥当な金額でした。

商品についてですが、今回のケースですと、省エネ性・消音性を加味して商品を選別して

さらに、メーカーの信頼性を考えた上での商品決定でした。

まったく同じ機種、メーカーではありませんでしたが、35%OFFが適正価格

だったわけです。

2011年5月14日土曜日

リフォームの本当値段

リフォームの本当の値段


建築費の10%~15%位余分にかかる
と思っていましょう

というのは、大がかりなリフォームの場合、入居したまま工事できない事があるので
取り壊し前と工事後2回の引っ越しが必要となる事があるからです。

 資金計画の際、仮住まいの費用と、引っ越し費用、もちろん解体費用も見込んでおくことですね。

リフォーム工事費用のほかに建築費の1割~1.5割は考えておく事。
そして、当初から雑費を含めて検討しておくことも大切です。

雑費とは、ローンを利用するなら、借入にかかる費用、登記が必要か否か、また登記にかかる費用とかです。

業者によっては、銀行の斡旋、司法書士の紹介、また、入居のあっせん、引っ越し業者、工事解体業者との間を仲介してくれうところもあって概算で資金計画をたててもらえます。
相談してみる事も大切です。

一般に、職人さんとの直接工事依頼ですと、この点はまずは望めませんが、リフォーム費用は、安くでる場合が多いようです。(一般論ですが・・.)

但し、その際は、工事監督的な作業をこちらで負担せざるを負ないケースが多いみたいです。

そこの手間というか、そういう点での負担は目に見えない事が多いので 、こういった事も含めて【安い・高い】の判断をして業者を選ばないと、リフォーム完成後にどっと疲れが出て、住みやすく便利で楽しい生活のためのリフォームが、本来の主旨と違う結果をもたらしたケースを聞いた事があります。蛇足ですが・・

2011年5月10日火曜日

リフォームの値段と業者選択

よく尋ねられることに

「見えないところのリフォーム工事の費用 ってやってみないとわからないのですか?」
という事があります。


リフォームの場合は、新築工事と違って床面積×坪単価というように一元化できません。

新築の場合、あらかじめ想定される材料、工事手間を統計的に数値化できるようになりましたので
この構造材を使ってこの大きさだといくらという事が出来ます。

リフォームの場合、最初の段階で予測できうる部分については、見積もりに含める事ができますが、
事前の調査でわからなかった構造体の不良部分については含める事ができません。

家が古い場合工事を始めて、新たに、構造体の不良部分が見つかるケースがあります。

構造体の不良の場合、補修で済むのか、構造体を交換しなければ強度に問題が起きるのか、さらに構造体の場合、強度を出すものは多くの場合見えないところに配置されることが多いため、仕上げ材を撤去しなければ見る事が出来ないためです。

一般に、仕上げ材に問題がないような状態でも工事中に異常が生ずる事があるのですが、それは、仕上げ材相互に力を分散できていたものが、一部を補修する事でその調和が破綻して起きるのです。

そのため、正確な見積もりを出すためには、必要最低限の解体を行う事が必要となります。
このテスト解体よって構造体の不良が判明することが多いのです。

しかし、テスト解体は、やみくもに行うのではなく、構造を踏まえたうえで重要なポイントを確認するように行うのがよいでしょう。

ある程度業者を絞り込んだ状況で テスト解体の費用の見積もりを取るのもいい手段だと思います。
どこを何のためにどのくらいの規模で部分解体するのか
これは業者の力量と経験値を調べるにはもってこいの手段です。
費用をなるべく抑えるには、思いつきで小さな工事を繰り返すのではなく、家の不満を(狭い・片付かない・使いにくい)業者に全て伝えていくことが大事です。

この段階で、こちらの伝えたい事をどのように聞いてくれるかが、業者選びの際の大きな要素にもなります。

悪質な業者は、契約の段階では、安いのに、工事の最中のあらかじめ予測できることも追加工事として請求する事もあるようです。

そうならないように、面倒がらずに、見積もりの段階でしっかり相談してその反応を伺う事が大事です。

もちろん費用もですが・・
信頼できる業者選びは、安心できる工事と、住みやすい家という形でかえってきます。

業者サイドからしてみれば、納得され信頼されて工事をし、感謝され、さらに相応の工事代金をいただけるのですから十分な打ち合わせには応じてくれるはずです。

2011年5月7日土曜日

リフォームの法律

 リフォームする時の法律関係について、お客さんが知らなかったことをお伝えします。

「リフォームだから、いったん建築確認をとってあるから、もう法律は関係ないよね?」
と、聞かれた事があります。

いいえ、違います。

例えば、リフォームで床面積が増える(増築)場合

建築基準法が建築当時と現在では異なる事が多いため、建ペイ率と容積率が変わっている事があります。
新築当時の建ペイ率と容積率で合法だったとしても、これから増築する場合できない事もあります。
その際、減築する必要がある事もあるのです。

減築とは、増築は床面積が増える事ですが、床面積を減らす工事ということです。

現在の建築基準法について、調べてみるとか、工事店・建築士さんに、尋ねることもリフォームする際に必要です。

また、内装につても、旧建築法令では可能だった材料が使えない事があります。

内装下地を、不燃性の高いものに変更しなければならないとか・・です。
また、外装(壁材)もより耐火性に優れたものが指定になることもあります。

この辺を見過ごさないようにすることは、これからの生活の安全性にかかわりますので気をつけましょう。

2011年4月16日土曜日

駐車場のリフォーム

木更津リフォーム研究所の親父です。

駐車場リフォームについてです。

駐車場にした場所が埋設物を撤去してできた所だったりすると
後日、土が締まってへこんだりすることがあります。

もちろん、填圧をかけた後舗装してもままあります。

そこで、駐車場の舗装リフォームということになります。

規模が大きくなると、舗装材を撤去してからということになりますが
部分補修で済む場合が多いようです。

その際、アスファルト合材を使ってすることもできますが、補修用の常温アスファルト合材を用いたほうが簡単にできます。

レミファルトとかの名前で販売されているようです。

但し、駐車場リフォームですから、もちろん車が乗ります。

その場合は、合材でも車載可のアスファルト合材を使いましょう。


5cm以下の深さの舗装リフォーム用
施工は乳剤を塗布して、1~2cm高く盛ってプレートがけするか、タコでつくといいでしょう。
2~5mm用 わだちの舗装リフォーム用

骨材が2mm以下のもので、施工には金コテを使います。

駐車場が、コンクリート舗装の場合でクラック程度であればモルタル充填で良いと思います。

墓石リフォーム工事

木更津リフォーム研究所の親父です

今日は、墓石のリフォームについてです。

墓石のリフォームといっても

傾きの直し
墓石の研磨
清掃
とかいろいろあります。

墓石リフォームが忙しくなるのは、震災のような天災の後
ひどい汚れがある時
お彼岸前後
お盆前後が、墓石リフォーム工事の最盛期のようです。


風化という言葉がありますが、風雨に長年さらされ、墓石でさえもろくなり砂となることです。

風化とまでは行かなくても汚れが気になる事がままありますね。

工業化の発展する中で、最近はあまり言われなくなりましたが、工場からの油煙や酸化煙の影響も大きいようですね。

墓石の劣化の原因には、昨今酸性雨とか、飛来する粉じんとかいろいろな要素があります 。

墓石の研磨  ・これは、ダイヤモンドの刃のついた回転式の研磨機で行います。



墓石リフォームで比較的規模の大きいほうに類する墓石研磨は、約4mm程度研磨します。

現場での施工は難しい部分もあるので、いちど解体し工場に運んで研磨します。

その際、文字をもう一度掘ることも多いようです。

さらに、墓石の耐震施工で積み直してもらうと安心ですね。

費用もかかるので そこまでは・・・という方はご自分でということになります。

ご自分で、出来ることといえば、たわし、スポンジ、クレンザーで磨くこと

周辺の片づけや草取りくらでしょうか。

自分のご両親や、ご先祖への感謝の気持ちを持ちながら一生懸命掃除して
きれいになった墓石、墓所を見ると、心まで洗われたような気持ちになります。

これが、ご利益かもしれないですね。

2011年4月6日水曜日

今後の家づくり 土地選びの情報収集

 こんにちは、木更津リフォーム研究所の親っさんです。

先月の3月11日におきた東日本大震災の影響で、日本の家づくりも大きく変わって来るものと思われますね。

今までの、つまり震災前までの家づくりとは、大きく変わって来ると思います。

今の建築基準法は阪神神戸大震災の後見直されました。

1985年以前の基準 法に基づいた建物の被害が多かったようです。

今回の震災の教訓も生かされてくると思います。


今後の家づくりで大きく変わるのは3つです。

1つ目は、これからの家づくりにおいて最優先されるのは建上地、つまり安全な場所に建てるということです。

当たり前のことですが、地震、そして津波が来ても大丈夫な、安全な場所、家族が安心して暮らせる場所を選んで建てることです。

2つ目は、住宅の構造がしっかりしていること。

震度7の地震が来ても、倒れずに耐える安全な構造の家ですね。

3つ目は、住宅の快適性がしっかりと確保されていること。

癒される空間、エネルギーにあふれた、使いやすく快適に住める、家です。

この3つは、これからの住まいにとって大切なことだと思います。

とくに、1つ目の敷地選びに関しては、最も重要なポイントとなります。


  友人が、地震があってから被災地に入り、被災した建物を見てきましたが、比較的新しい年代の住宅は、建物がしっかりしたそうです。

震度6強や震度7の地域でも、最近の耐震性能の高い住宅は、倒れずにちゃんと建っていたそうです。

しかし、地盤が動いたり、液状化がおきて沈んでいるところもがあったそうです。

建物がしっかりしていても、地盤の影響は大きいですね。

まわりの建物が甚大な被害にあっていても、新しい建物では、地盤改良等基礎改良が義務づけられているので建物自体の沈下はほとんど見られませんでした。

建物の周囲が沈んでいるという状況でした。


ですから、家を建てる前には、昔はどのような地形であったのかという調査をしっかり行ってから、地盤調査をして家づくりしたいものです。




土地の法典(漢字はうろ覚え)という昔の土地形状と現在の形状を合わせた合わせ図(地図状図)を参考にしてみるといいですよ。




また、土地の謄本の、例えば 字番(あざばん)に 「字・・谷(あざ・・たに)」とかの記載のある土地は昔「谷」だったことが多いので、周辺が平坦であれば、盛り土造成が行われた事が推察されますね。

そのうえで、家づくりの計画をしていきましょう。  

家の構造は何がいいのか?

家の構造は何がいいのか?

こんにちは、木更津リフォームの親っさんです。今日は、久々の全国的に晴れということで、貴重な1日だそうです。

家の構造は、いろいろありますね。



特に今回の震災の後ですと、神経質になりますね。

個人住宅では主に、木造(もくぞう・ツーバイフォー・木質パネル工法含む)、RC造(鉄筋コンクリート)、S造(鉄骨造)の3種類があります。

構造はどれを選んでも問題ありません。

最近の建築基準法基づいて建築したものであり正しく施工されたものであれば、好きな構造を選択出来ます。
人によって好みがあるので、木造がいいね~という人もいれば、鉄筋コンクリートの無機質な感じがいいんだよ~、という人もいます。

私は、個人的には家の構造は木造がいいと思っています。

なぜいいのか?と言われれば、これまたいろんな理由があります。

中でも一番の理由はというと、木の温もりや生きている木の生命力エネルギーが伝わって来るし、素材感が好きだからですね。

木造住宅では、安心感というか雰囲気というか、特に、目につくところに木を使ってあるとあたたかな感覚がからだに満ちてくるのを感じます。

逆に、鉄骨や鉄筋コンクリートの建物は、逆にエネルギーが吸い取られてしまうような質感があります。


特に打ちっぱなしのコンクリートの壁はそのように感じます。

家の構造は理屈ではなくて感性で感じて決める部分だなあと思います。

いろんな構造がありますが、家を建てるなら自分はどの構造が住んでいて落ち着くかをためしておくこと良いでしょう。