昔は、お勝手とか、竈〈かまど〉とか呼ばれていた処ですが、現在では、ライフスタイルに合わせて種々な器具が置かれ、単に調理をするだけではなくなりました。
空間的にも、調理空間から楽しく食事をするためのコミニュケーションの場としての位置づけが大きいくなってきました。
流し台の配置と、その他の部屋とのかかわりで
- オープン型
- セミオープン型
- 独立型
オープン型キッチンとは
キッチン・ダイニングスペース・リビング空間を一体とした空間で、大きな空間を持っているため、そのデザインの統一に心がけないと、せっかくのリビングを台無しにしてしまいます。
秘訣としては、インテリア〈内装仕上げ材の質感や色合い〉に統一感を出すことです。
例えば、カントリー調が好きな方は、リビングから、ファニングスペース、キッチンスペースまでウッド調で揃えてみる。などです。
重厚感を好むのであれば、壁材と床材、また天井材も重厚な印象をあたえる材料で統一することもおこのみでいいでしょう。
仕上げ材は、無垢の木材から、木目調のクロス材までありますので、ご予算に合わせて選べます。
ただし、不燃材等にしなければいけないなどの法令がありますので、従ってください。
もう一つ注意が必要なのが、オープンなスペースであるがゆえに、片付け・収納に気をつけましょう。
お客様からよく見えるので収納スペースを確保しておくことが大切です。
セミオープン型キッチン
経験上多くのお客様に支持を得て来ました。一番人気です。
カウンターや下がり壁で食卓から調理の作業が見えないように区切ってあるため、作業している手元や流し台のシンクの中までは見えません。
対面式キッチンとか、カウンター式キッチンとも呼ばれます。
キッチン側のしもととか、サイドに収納すれば、特別収納スペースを多くしなくても、目隠しになります。
独立型キッチン
キッチンとしての機能重視の部屋を独立して設け、作業性を重視したタイプです。
中を見れないので、調理に専念できるメリットがありますが、小さなお子さんがいるお宅は、お子さんの様子がわからないのでかえって、集中して調理できないかもしれませんね。