こんにちは、木更津リフォーム研究所の親っさんです。
先月の3月11日におきた東日本大震災の影響で、日本の家づくりも大きく変わって来るものと思われますね。
今までの、つまり震災前までの家づくりとは、大きく変わって来ると思います。
今の建築基準法は阪神神戸大震災の後見直されました。
1985年以前の基準 法に基づいた建物の被害が多かったようです。
今回の震災の教訓も生かされてくると思います。
今後の家づくりで大きく変わるのは3つです。
1つ目は、これからの家づくりにおいて最優先されるのは建上地、つまり安全な場所に建てるということです。
当たり前のことですが、地震、そして津波が来ても大丈夫な、安全な場所、家族が安心して暮らせる場所を選んで建てることです。
2つ目は、住宅の構造がしっかりしていること。
震度7の地震が来ても、倒れずに耐える安全な構造の家ですね。
3つ目は、住宅の快適性がしっかりと確保されていること。
癒される空間、エネルギーにあふれた、使いやすく快適に住める、家です。
この3つは、これからの住まいにとって大切なことだと思います。
とくに、1つ目の敷地選びに関しては、最も重要なポイントとなります。
友人が、地震があってから被災地に入り、被災した建物を見てきましたが、比較的新しい年代の住宅は、建物がしっかりしたそうです。
震度6強や震度7の地域でも、最近の耐震性能の高い住宅は、倒れずにちゃんと建っていたそうです。
しかし、地盤が動いたり、液状化がおきて沈んでいるところもがあったそうです。
建物がしっかりしていても、地盤の影響は大きいですね。
まわりの建物が甚大な被害にあっていても、新しい建物では、地盤改良等基礎改良が義務づけられているので建物自体の沈下はほとんど見られませんでした。
建物の周囲が沈んでいるという状況でした。
ですから、家を建てる前には、昔はどのような地形であったのかという調査をしっかり行ってから、地盤調査をして家づくりしたいものです。
土地の法典(漢字はうろ覚え)という昔の土地形状と現在の形状を合わせた合わせ図(地図状図)を参考にしてみるといいですよ。
また、土地の謄本の、例えば 字番(あざばん)に 「字・・谷(あざ・・たに)」とかの記載のある土地は昔「谷」だったことが多いので、周辺が平坦であれば、盛り土造成が行われた事が推察されますね。
そのうえで、家づくりの計画をしていきましょう。
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